フリーライターがBARを経営する!?
こんにちは。
ライターのさくま健太です。
といっても「誰だよ!」というのが大方の感想でしょうね。
えぇ、みなさんは正しい。
わたくし、さくま健太は正真正銘、無名のライターです。
といっても、ライター稼業で食えていないわけでもないんです。
自分の名前が載る原稿を書いてこなかったというだけのこと。
無記名の記事は星の数ほど作ってきましたし、一部の方からはそこそこの評価をいただいております。
とまぁ、自慢はそのくらいにして、これからはわたくしの新たな挑戦と、それに伴う苦悩や喜びを綴っていきたいと思います。
その新たな挑戦とは、「BARを経営する」こと。
「将来は飲食店を持ちたい」「フリーランスの行く末に不安を感じる」など、漠然と考えている方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
フリーランスの「あがり」とは?
30代前半に雑誌の出版社から独立して約10年。気づけば不惑を迎え、そろそろフリー編集者&ライターとしての「あがり」を考えるようになりました。
もちろん独立時に考えなかったわけではないんです、フリーランスの行く末を。
“40歳までに編集プロダクションを作り、血気盛んな若者を雇い、彼らのやりがいを搾取しながら老後は左団扇で暮らそう”
と、ブラック企業の社長みたいな考えを抱いていました。
ただ悪事は身にかえるといいますか……。
ご存知のように世は出版不況。紙媒体の編集プロダクションはビジネスモデルとして成立しづらくなってしまったんです。
BARの経営って……ありがちじゃね?
そんな中、渡りに船とばかりにBARを経営する話が持ち上がったんです。
実際、まったく考えなかったわけではありませんでした。BARの経営を。
よく聞くじゃないですか。編集者やライターをやっていた人間が、仕事で培ったセンスや人脈を生かしてBARやカフェを開いたって。
でもねぇ……何を隠そうわたくしはかなりのひねくれ者。
他人と同じことをするのがすっごく嫌なんですよ。
「よくあるよね」なんて他人に言われたら、もうくやしくて恥ずかしくて。穴があったら入りたい気分になります。
そんなどうでもいい葛藤を抱えながらも、結局はBARを経営することにしました。
決意に至るまでの経緯、開店準備~開店後のエピソードは後日お話いたします。
ちなみに、わたくしがカウンターに立っているBARは新宿三丁目にあります。
↓
「gojo café」
https://gojocafe0707.wixsite.com/mysite-1
素人のなせる業なのか、お客様から「家にいるように落ち着く」という評価をいただくようになりました。裏を返せばあまりお客がいなくて静かだということになりますが(汗)。
わたくしの話を詳しく聞きたいという方、もしいらっしゃるならぜひ遊びにいらしてください。
今のところ平日が比較的空いていますので、じっくりお相手できるかと思います!